このページは5年ほど前に一度掲載しています。リニューアル版です。

      もくじ

第1笑 今からラリーを始めたい貴方へ  ラリーって何? だから・・ラリーって何?
第2笑 ラリードライバーへの道      ラルー車の選び方  勝つことを考える前に
第3笑 ラリーをするまでの流れ      クラブの選び方 クラブに入会せずにラリーが出来るか?
第4笑 ラリー競技の流れ         試合の流れ(エントラント編) 競技の流れ(オーガナイズ編)
第5笑 ラリー笑えるQ&A          解釈と言うやつ  車の装備について
第6笑 ペースノートこそ命         ペースノート    林道での練習
 


第1笑 
今からラリーを始めたい貴方へ

その1.ラリーって何?
     解説:ふるふる
    
     諸説ございますが、詳しくは本屋で・・・・・と言う訳にも行きませんから
少しばかり解説をさせて頂きます。
凸(▼▼メ) 
一言で言えば「暴走行為」であります(キッパリ!)

・・・・・・・・ヾ(・・;)ォィォィ

・・・・・・・ -y( ̄Д ̄)。oO○

・・・・・・・・(-。-;)そんな無茶苦茶な・・・・

但し、「暴走族」ではありませんし「峠族」でもありません。
言うならば「山岳暴走族」とでも言いますか・・・・
・・・・・・・ -y( ̄Д ̄)。oO○

・・・そ、それって・・・``r(^^;)ポリポリ・・・まずいのでは?・・・・

(*▼_▼)凸 ウルヘー 最後まで話を聞けっ!

ベシベシッ(o`゜)^ノ^O^)ヒェェエ

もしもルールの下で行われていなかったならば単なる「暴走行為」
を楽しむ集団でしかないのです。
本来ラリーはパリ・ダカールやキャメルトロフィーの様なラリーレイド
が発祥とされますが、とにかくお金持ちが自分の車と運転技術の
自慢をしたくて始めた「お遊び」であった訳です。
出発点からゴールまで一番早く着いた者の勝ちだったのです。
レースの野放図版です。

・・・・ヾ(・・;)ォィォィ・・・ほんとか?

・・・・-y( ̄Д ̄)。oO○・・・面白いんだからエエだよ・・・

は、はいっ・・・φ(..;)メモメモ・・・

元々お金持ちの道楽で始まった遊びが競技となり、ルールが
出来て年間チャンピオンを決めるようになり現在のWRCや
APRCとなった訳です。以上!
・・・・-y( ̄Д ̄)。oO○・・・・・・・・・・・・・

ほんで・・・?? (^^;;;

・・・・-y( ̄Д ̄)。oO○・・・以上!・・・・・・・・・・

・・・(-.-)・・・そんだけ?

・・・・-y( ̄Д ̄)。oO○・・・そんだけ!・・・・・・・・・・

・・・・ _(.・)/ ドテッ

(解説者の交代をします!)

    解説:ラリードライバー歴12年の中年男
えー、
ラリーはFIAから日本で唯一ライセンスを受けているJAFが認可する
モータースポーツの一種で、公道を使用する唯一の競技です。
JAFが認可する国内A級ライセンスでは
一般にレースと呼ばれるF3000に代表されるフォーミュラやN1など、
複数車輌が同時にスタートする競技に参戦できます。

また、国内B級ライセンスでは
ジムカーナやダートトライアル、ラリーなど1台ずつ出走する競技に
出場出来ます。

ふるふる:質問!

解説者 :・・・何か?・・・

ふるふる:ライセンスは何処で売っているんの?

解説者 :う・・売ってるって・・あんた、魚や野菜じゃあ無いんだから・・。

ふるふる:んじゃあ、ただでくれるの?

解説者 :・・いえ、JAFに加入して手続きを取れば・・・・

ふるふる:ただなの?

解説者 :いえ、JAF加入時に4000円。ライセンスは国内B級が
      3000円、国内A級が4000円です。

ふるふる:ホホー、ほんじゃ国内A級を買って来ようっと・・・

解説者 :・・・あのね、講習を受けないと取れないのです・・・・・

ふるふる:何、それ。

解説者 :国内B級の講習会がありますので・・・まずはそれを
      受けて下さい。

ふるふる:面倒くさいじゃん。それに俺はA級の方がかっこ良いと
      思うぞ。なんせレーサーになれるんだろう?

解説者 :・・・・あの・・ですね、A級はB級取得後ラリーやジムカーナ
      などの競技を完走して権利を得なくては取れません!

ふるふる:判り難いなあ。だからラリーとか面倒くさいって言われる
      ンダゼー!もっと簡単に説明出来ないのかい?

解説者 :詳しく説明しないと理解出来ないと思いますが?

ふるふる:簡単じゃん!

解説者 :・・・・どうすれば?・・・・

ふるふる:クラブに加入するのが先決だろう!!

・・・・・・・んーーーーーー・・・・・!!
無茶苦茶ですがふるふるの勝ちのようなので解説をふるふるに
もどします。

解説:ふるふる

凸(~-~) ま、当然かな!
面倒な事はクラブに入会しちゃうって事!別に宗教の勧誘じゃあ無い
から安心して門戸をたたこう。
まず、知らない事をどんどん質問しちゃって下さい。
入会する前にしっかり質問した方が良い。
 

その2.だから・・・・ラリーって何?
・・・・-y( ̄Д ̄)。oO○・・・そ・・・そうだったねえ。

日本のラリーは殆ど「オンタイムラリー」が主体で行われて来ました。

例えば、A点(スタート)からB点(チェックポイント)まで6kmの距離が
あったとして、車速60km/hで走れば
60km/60min=1km/1minだから6minで到着できます。
これを競技にする訳です。
6min=360secぴったりにB点のラインを踏めば0点、秒数が
そのまま点数に置き換えられます。

10ヶ所のチェックポイントで合計がC君12点、D君9点であったと
するとD君の方が正確に走ったので勝ちになります。
競技者全員が合計0点を目指して競技するのです。

それだけだとゆっくりな競技(公道は60km/h以上出せない)に
なるので特別区間(スペシャルステージ)いわゆるSSが用意されます。

A点からB点まで早い者勝ちです。所要秒が点数となります。

一般に前者はナビゲータ(案内役)のラリー、SSはドライバーのラリー
と考えます。

ラリーは公道を使用する事でも特殊ですが、ドライバー一人では
許可されません。
必ずナビゲーターと二人でエントリーしなくてはいけません。
いくら早いドライバーでもナビがドジをすると勝てません。
逆も同じです。
クルーの意気が合って始めて勝てる競技なのです。
これが他の競技と全く違う所であり、ラリーらしい素晴らしい規定
だと思います。

・・・(◎□◎)・・・ま・・・・まともにしゃべってる!

(´∀`)ホホホ、知性がねえ・・・

・・・・・すぐこれだ・・・(´へ`;)・・・・続けて・・・下さい。

凸(~-~)
さっきの解説で、最初に「行われて来ました。」と言いました。
または行われていると言う言い方もありますが、北海道はこのラリー
の規定そのままに別のラリーも開催しています。
否、ほとんど別のラリーを主体としての開催が多くなりました。
それはWRC形式の「スピードラリー」です。

オンタイムラリーはチェックポイントが何処にあるか判ると競技に
ならないので開催者は使用される林道やコースを事前に競技者に
知らせる事はしません。
これを「クローズドラリー」と言います。
まして、SSの位置も秘密なのです。
ですから、競技者はどこをどんな風に走らされるか全く解らずに
スタートします。SSも始めてのコースですから「根性」が勝敗の
かなりを占める事になります。そしてまかり間違えば「転落」が
待ちかまえているのです。

長年同じコースを使用していると、事前走行する者が現れたり
して競技のイーブンさが欠如したり、林道を破壊(練習と呼ぶ)して
貸して頂けなくなったり問題が随分出ていました。

そこで、地元有利の不公平さを是正する為に事前にコースを
レッキさせてペースノートを作らせるWRC方式を採用する事に
なったのです。
最も、世界は既にWRC形式のラリーで行われていましたから
ようやく世界の流れに追従したと言った方が良いでしょうか。

オンタイムラリーはJAFのラリー規定の5条にあります。

そして、日本初のインターラリーが開催されて以降、このWRC
形式ラリーはJAFのラリー規定の6条に書かれた事から
俗に「6条ラリー」とも呼びます。
6条に「スペシャルステージラリー」とありますので
これが正式な名称です。

「6条にもとづく」と書かれてあればこのスペシャルステージ
ラリーを開催すると言う事です。

WRC形式は別名「TCラリー」と呼ぶこともあります。
TCとは「タイムコントロール」の略で、TCからTC間に
時間が指定されていて、競技車は次のTCに指定分に
到着しなくてはなりません。秒ではなく分です。
但し、早着は1分につき60秒、遅着は1分につき10秒
のペナルティが架せられます。
その中にSS(スペシャルステージ)があり、SSの
合計とTCでのペナルティを加えて最も少ない車が
勝利します。

TC間の時間やルートなど、全て公開されますので
TCでのペナルティは殆どの場合ありません。

TCでは到着時間になったらチェックノートを手渡しします。
渡した時間がチェック時間です。
そうして先に進むとSSのスタートがあります。
ここで、SSのスタート時間が記入され、その書かれた時間
にSSをスタートします。

5条ラリーは「クローズド」ラリーでしたが、6条では試合前
に必ず「レッキ」が行われます。
このレッキの時、道の形状及び状態や、各コーナーを自分が
どのように攻めるかを書き込んだノートを作成します。
これが「レッキノート」又は「ペースノート」と呼ばれるもの
ですが、特に形式は何もありません。各
々自由に作ればよいのです。

ナビはTCまではロードブックでドライバーに方向の指示を与え
案内します。
ロードブックと言うのはスタートから各コースまでの案内図で
主催者がくれます。分計なので分を間違えない限り勝敗には
影響しません。
SSではペースノートを読み、どんな道の形状でそこを
どのように攻めるかの先読みをします。
それには注意事項も入ります。イン側に危険な石がある
とか・・・です。
ドライバーはその情報を元に、まるで先が見えているかの
ように果敢に攻める事が出来るのです。
勝敗はSSで99%決します。

凸(~-~)
このペースノートの善し悪しがドライバーを早くも遅くもします。
それでもう一人のドライバーであると言う意味で
「コ・ドライバー」とWRCでは言うのです。

(^o^;ほっ・・・何とかまともに行ってる・・・