第6笑 
ペースノートこそ命 

その11.ペースノート
     解説:ふるふる
    
     凸(~-~) 
      普段練習するのに、いつもいつもペースノートを読んでいる訳でも
      ありません。
      本当なら、そうやって毎回練習できるなら最高なのですが、ナビが
      一緒に練習出来るクルーって案外稀な環境にあると思います。
      仕事が違ったり休みが違ったり、離れていたり・・・少なくともワシ
      の場合、練習できたとしても試合前に1回くらいですね・・。
      
     ・・・(-。-;)・・案外恵まれてないんねえ・・・
凸(~-~)
  来年はお願いしていた固定ナビが、仕事で忙しくて休みを取れない
  と言う事で、全くの初心者の方にお願いしてあるんよ。
 
・・・(-。-;)・・そんなんで大丈夫なの?・・・

凸(~-~) 
   多分、それなりに走るしかないからねえ・・。こないだの試合は
   ペースノート無しで走っていたし・・・。

・・・(-。-;)・・走れる?・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ フー・・・・・
   元々クローズドで走ってるから別に問題は無いが、間違いなく
   キロ2秒位遅くなるな・・いままでの経験からはね。

・・・(-。-;)・・そんなに違うもんですか?・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
   コーナー手前まで行って探りながらコーナーインするより
   道の形状と車速が分かってコーナーインするのとではまるっきり
   運転が違ってしまうんよ。
   どうしても探りながらだと、安全を見込んで1速落としてエンジンの
   回転数を上げて進入したくなる。
   そいでもキロ2秒程度しか違わない位には踏んでるんだが、
   10kmあれば20秒違うんだからお話にならない位遅くなっちまう
   って訳・・

・・・(-。-;)・・それって貴方だけじゃあないんですかね?・・・

・・г(・・ ̄ ) ほじほじ
   おめえ、言って良い事と悪い事あっぞ・・・

・・・(-。-;)・・鼻をほじってないで、ペースノートってのを教えてよ・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
   特に決まりは無いって前に言ったじゃあないネ。好きに作りゃあ
   ええだよ。

・・・(-。-;)・・むむ・・・(へそ曲げたな)・・・仕方ねえオヤジだなあ・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
    まあ、人によって色々な書き方があるし、これが良いなんて
    まるっきり言えないんだ。
    必要な情報としては、直線の距離とコーナーの形状や状態
    が上げられる。
    WRCでは7段階の難易度で走ってるとか、コーナー形状は
    ハンドル角度だとか、当初様々な情報が飛び交った。
    難易度も小さい数字が優しくて大きな数字は小さなコーナー
    を示すとか・・様々。   

・・・(-。-;)・・・それじゃ、貴方のつくり方を教えてくださいよ・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
    一応、こんな考えで作ってる・・と言う部分でエエか?

・・・(-。-;)・・・この際それっきゃないっしょ?・・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○・・・・・・
   ちょっと引っかかるが・・・・まあ、えっか。

   凸(~-~) 
   現在は大抵のレッキは試合前日に予定される事が多い。
   試合は日曜1DAYだが、土曜日から実は始まっていると
   言っても過言ではない。
   昔ながらに当日スタートしてから、1ステージ目にレッキを行い
   2ステージから本番SSと言う場合もある。
   主催者によって色々工夫されるので、決まった方式は無い。

   レッキは通常1コースを2回通過して行う。
   指示された車速は30km/h以下である。但し、一度林道に
   入ればエントラントのモラルが問われる部分でもある。
   レッキ中の事故はあってはならない。
   1回目にじっくりノートを書き込み、2回目はノートに沿って
   走りながら確認修正するのが普通だとワシは思っている。
   間違っても本番まがいの走りはしてはいけない。
   あくまで30km/h以下である。

   他のクルーは知らないが、ガタガタの林道で取ったノートを
   その夜にまとめて清書して本番に臨む。
   当日レッキの場合は清書の時間はないだろう。

・・・(-。-;)・・・レッキってそう言う感じなんだ・・・

   凸(~-~) 
   ワシにはハンドル角度と自分の運転は結びつかなかったんで
   コーナーを何速で入るかでまず決めた。
   だから右3と言えば3速で進入するコーナーと言う事になる。
   必然的に5段階になってしまう・・・。
   しかし、2速と3速を多用する上で段階が足りなくなってしまった。
   そこで中間に0.5を差し込んで2.5と3.5を付け加えた。
   2.5は3速満開では怖いが、2速の車速では遅い。 
   3.5は4速では危険だが3速では躊躇無く飛び込んで行ける
   コーナー・・・と言う風にね。
   結局7段階的な発想になっている。
   たまには1.5も加える事もあるが・・・・気分だね、この辺は。
   1.5の指示を2で読まれてドリフトアウトした事もある。

・・・(-。-;)・・・なんとなく分かる気がする・・・
    
   凸(~-~) 
   ただ・・この読み方では進入の姿勢までは表れて来ない。
   例えば右2.5左2のS字とするとドリフトの揺り返しを使うとか
   本来姿勢まで指定できれば有難いのだが、今年決めようと
   思っていたんだが実現しなかった。
   来年はナビが初心者なんで、先へ進めないままでいる。
   また、他のクルーがどうやって読んでいるのか殆ど知らない。
   昔、他人の7段階のノートで走った事もあるが、車も違えば
   運転技術も違うから・・数箇所助かっただけで、あんまり
   効力が無かったなあ・・・。   

・・・(-。-;)・・・そんなもんすか?・・・

    凸(~-~) 
    読み方やタイミングなど、皆クルーで違って来る。何とも
   言えんのよ・・。
   昔は「直線100右4」とか読んだ時期もあるが「直線」と言う
   言葉は邪魔、100と言えば直線なんだから・・・とか、コーナー
   が大きく長い場合は「100右4ロング」と言うとか・・・
   都度加えたり削除したりして作っていった。
   ワダチも読んで欲しいし、クレストの先の状態も読んで欲しい。
   インカットできるのか、側溝があるのか、石の状態、スリッピー
   ならブレーキ指示も欲しい・・・まあ短い時間に簡潔に全ての
   情報が欲しくなると、どんどん複雑になって行く。
   その中から更に不要な部分を抜いて行ったり・・・・。

   読まれ方も問題で、ワシは2つから3つ先まで読んでもらい
   連読してもらう。んでワシが1個ずつ言葉で確認しながら
   攻める。最後のコーナーくらいで次のを読んでもらう。
   と言った感じ。
   「100右3、50左2から3、150クレスト30左3.5インカット・・・」
   「右3に左2から3ね・・・・ホイや!んで、クレストから左3.5インカットかい!」
   「ブレーーキ!すぐ左3.5ね!その先50右2!」
   てな会話の元に走っている。多分50右2は聞こえてない・・・多分・・・
 

・・・(-。-;)・・・結構大変そうですねえ・・・ナビが・・・・。

   凸(~-~) 
   長くコンビを組んでいると、ドラが欲しがる情報や読まないが
   ロストの時に必要な情報をかいてあったり、たまにペース
   ノートをみると、ナビのノートはどんどん進化していたもんよ。

・・・(-。-;)・・・ロスト?

   凸(~-~) 
   ノート読みが合わなかったり、飛ばしたり、書き忘れていたり
   様々な要因で読めなくなってしまう状態の事だ。
   車ははどんどん先に進んで行くから、正解の箇所を探し出して
   再度読まなくっちゃいけない。
   そこで、倒木があったとか、ガードレールの直線だとか、カーブ
   ミラーがあるとか・・・直接走りには関係しなくても、道の特徴を
   記入しておくと、ペースノートに復帰し易くなるんだ・・。
   完全に見失うとゴールまでペースノート無しになってしまう。

・・・(-。-;)・・・ドラマっすねえ・・・・

    ( ̄ー ̄)
   段々お前も分かって来たみたいだなあ。

・・・(-。-;)・・・それで?・・・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○・・・・・・まだ知りたいの?

・・・(-。-;)・・・知りたい!

・・・・( ̄‥ ̄) ・・・・
   これ以上は個人的に工夫するっきゃないべさ。

・・・(-。-;)・・・物足りない・・・・・
        
・・・・┐(´〜`;)┌
   と言われてもなあ・・・ 

  凸(~-~) 
  ま、良くある事だが、同じSSを2度走った場合を考えてみる。
  1回目のSSでは、まだ林道に目が慣れず、ノートとのコンビ
  もギクシャクする事がある。
  ましてノートそのまんま100%信用できるのかの不安もある。
  結構ハーフスピンやオーバースピードのような危険な目に
  合う事も多い。
  しかし、2回目ともなると一度しくじったコーナーは結構覚えて
    いたり、ナビが教えてくれたり・・更に林道に目が慣れたせいで
  かなりペースが上がるので、ナビの読み遅れからロストする
  事がある。
  1回目にはコーナーから短い直線をはさんで再度コーナーに
  入っていたのに、2本目は大きな一つのコーナーにして
  ドリフトのまま抜けてしまったりして、ナビが顔を上げたら
  ノートの先を走っていたと言うロストも実際あった。
  また、1回目と道の条件・・例えばワダチの無かったコーナー
  がワダチに変わっていたり、2回目には雨が降ってきたり
  または夕暮れで暗くなってきたりして条件が変わってしまった
  場合、1回目そのままのペースノートでは危険になる。
  そんな時、ナビは0.5から1落としたペースノートで読む事も
  必要なんである。

・・・(-。-;)・・・でーー、ナビって大変なんねえ・・・・・
  
  凸(~-~) 
  そんだけじゃあないよ!ハーフスピンしたりして焦りまくる
  ドラを鎮めたり、車速が乗りすぎてると感じたら早めに
  ブレーキするように誘導しなくっちゃ、自分も危ないんだ。
  SS中のドラ(ワシ)は紅らまってるから、大変なんよ。
  長くコンビを組んでると、ドラの心境が読めるらしい・・。
  走りも乗ってるのか駄目なのかも分かるから、その時時
  でほめたり注意したり・・・。
  一応ワシはナビを「神様」だと思ってるんで、言う事を聞く
  ようにしているが・・・たまに神の言葉が聞こえなくなる・・  

・・・(-。-;)・・ やっぱ、アンタ危険なんねえ・・・

(^−^)  性(さが)と呼んでおくれ・・・根っからのラリー屋
      ですがね・・・

・・・(-。-;)・・ 危険の2乗だな、こいつ・・・

  凸(~-~) 
  特にギャラリーを見たら最早ドリフトオンリーだべや。
   
・・・(-。-;)・・ 完璧な・・・アホだ・・・

その12.林道での練習(冬編)
 ・・・-y( ̄Д ̄)。oO○
ワシは札幌在住だから、地方の事情は良く知らないが、札幌
近郊より、やはり地方の方が恵まれているとは思う。
しかしながら、ラリー人口が少ない分、複数で毎日のように
練習するのも大変かと思うが・・・
かつて、ラリー人口が多かった15年位昔は、札幌近郊にも
まだまだ練習コースが点在していたし、クラブ主宰の練習会
なんかもあちこちで行われていた。
最も、ナビラリーの練習会だったりもしたが・・・それでも
他のクラブからの参加があったり、結構にぎわっていた。
林道に練習に行くと先に走っているクラブがあって、
合同で走ったり・・
今はそんな時代ではないので、他のクラブ員で走っている
人を捕まえて一緒に練習に行くとかしないと複数にならない。
現在ワシが所属しているクラブでラリーにドライバーエントリー
してるのはワシ一人だけである。

・・・(-。-;)・・・なんか・・・悲しい話っすねえ・・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
時代と言えばそれまでだが、WRCに憧れても、自分で走りたい
訳じゃあないようで、レプリカインプで満足してたり、街乗り
スカイラインでシャコタンだったり・・・訳判らん・・ワシには。
ワシが暫く(4、5年)離れていて、戻って来たら走り屋が誰も
いない、そんなオーガナイズ専門クラブになっていた:涙。
確かにWRCのオーガナイズはワシとても魅力を感じるが・・。
それもあってWRCオーガナイズだけが目的でクラブに戻った
ワシだったが、結局Vitzで走る事になった。
誰も走りの面白さを教える奴がいないんだもんな・・・。

・・・(-。-;)・・・50歳のジュニア?・・・・
        
・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
そゆこと・・・。
言い出しっぺだと言う事と、たまたま遊び車を買う予定だった
んが重なって・・・こんな、なっちゃった・・・

・・・(-。-;)・・・そう・・・で、練習は?・・・・

・・・-y( ̄Д ̄;)。oO○
・・・・・そ、そうだったね・・・話しがそれた・・・

凸(~-~)  
これから冬に向かう時期なんで、先に冬の練習から話そう。
まず、冬に必要なのは無論ラリースタッドレスタイヤである。

スパイクを使おうって言う時代錯誤の競技もあるが、ラリー
はスタッドレスオンリーです。
北海道では公道でのスパイクタイヤ装着は禁止である。
積雪は履いても文句は言えないけど、ちょっとでもアスファルト
路面が出ている部分では完全に違反行為となる。
例えば坂にロードヒーティングでもしてあろうものなら
手前でタイヤを履き替えてそこを通過しなくてはならない。
現実的には公道は全面禁止であると言って間違いはない。
まだ何の条例も制定していない自治体があるのかも
知れないが、少なくとも市以上の町には入れないだろう。

スタッドレスは銘柄が沢山あるんだが、ラリースタッドレス
に関しては入手できるが、開発は数年前から止まっていて
新しいラリースタッドレスが出て来る事は暫く無いと思われる。
おそらく・・・ダンロップのワンメーク状態ではないかと推測
する・・・。他のメーカーはスポンサーだったりしない限り
殆ど選択する人が少ないと思うな。
それほどに、ハッキリ言って効きに差があるとワシは思う。
一昨年ファルケンを履いたが差は明らかだった。
その後開発されていないのなら・・・と言う条件はつくけどね。

・・・(-。-;)・・メーカー名まで出しちゃってええの?・・

・・・-y( ̄Д ̄;)。oO○
ええべや、開発しねえんだからよー。
只でさえ少ない絶対販売数を減らして開発しなくなっちゃってん
だから今更だべや!
なんかの競技がスパイクを捨てないのはその辺も絡んでる
とワシは見ている。
一部のメーカーだけのワンメーク競技になっちまったら
販売本数が元に底上げしてしまい、結局また開発費を
かけて他メーカーはスポンサードしなきゃなんめえ?
タイヤメーカーのスポンサードも冬は捨ててるから
気にされないタイヤを使ってもらった方がエエかんね。
ワシはそこんとこまーーーったく関係ねえからよ。

どのタイヤも効かねえってのが定説だったところに、
ダンロップが前年の全日本用タイヤを一般に市販しちゃった。
全日本用の特殊タイヤは効いても市販タイヤは効かない
単なるラリータイヤで他メーカーは開発を終えてしまってる。
嫌なら、開発が続いてる一般用スタッドレスでも持ち込めば
って言う話でしかない。

・・・(-。-;)・・(またまた過激になっちまったな・・このオヤジ)・・・
         少し、落ち着けよ・・・

凸(~-~) 
落ち着いてるよ!
 
・・・(-。-;)・・・(なまったらクソオヤジだな・・こいつ)・・・

凸(~-~) 
まあ、タイヤは良いとして、問題は場所だ。
好きな奴はことあるごとに、あちこち走り回ったり、情報を
集めたりして除雪してある林道を探したりしてる。
しかし、なかなか見つかるものでもない。

ワシ等が普段使うのはダムへの道が多い。
ダムは冬中管理の為に除雪してある上、夜中は誰も来ない。
まして、ダムは行き止まりだから対向車が無いので手前を
締めるだけで安心して往復できるんだ。
毎年同じコースでも面白くないんで、何箇所かのダムまでの
道を練習場所にしている人は多い。
まして殆ど近くに民家の無い山の中なので夜中でも騒音
の心配がないし、雪が音を吸収してしまうしね。

・・・(-。-;)・・・へえ、そんなとこで練習してたんだ・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
環境によるし、毎年除雪してある林道も無い訳じゃないが、
一般車が入って来る道はやはり好まないからねえ。
それと、夏も同じなんだが、練習は夜に限る。
万が一対向車があってもヘッドライトで分かるからだ。
亀の子になって戻って来ない車を仲間が探しに来る場合
だってある。脱出できたからって爆走すると、仲間同士で
事故を起こす事も考えられる。
本来いないはずの一般車が入る事だって考えられるのだ。
昼間はどんなに注意しても私有地でもない限り安心できない。
だから夜に練習するのがベストだし、用意するものも夜の
練習に必要なものをチョイスする事になる。

・・・(-。-;)・・・そう言やあ、ラリーって誰も来ない所で
      練習するんだったよね、さびしくないの?・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
突き刺さって亀の子になったら、吹雪の中を車止めしてる
仲間のところまで歩くんだが・・・
なんと言うか・・・「山ん中で俺、何やってんだろ?」とか
思う事はある・・・。
でも夏ほど怖くはないな・・夏の林道は・・・好きでない・・。

・・・(-。-;)・・・一種の遭難っすね・・・

┐(´〜`;)┌   
そうなんすー、なんてね。

・・・(-。-;)・・・(このクサレオヤジが!)・・・・        

凸(~-~) 
練習に行くのは1台では絶対駄目だ。ほんのちょっと
雪に乗り上げただけでも脱出不可能になっちまう。
必ず数台で行き、練習コースの端で車止め役を
残して他が練習する。
車止め役は交代しながら練習をするのがベスト。

車のライト回りとバンパーの端や隙間は透明テープ
で目張りする。これは補強にもなるので、若干汚く
はなるが、雪でライトやバンパーがもぎ取られない為の
予防策であり、非常に有効なのだ。
リア側も同じ。高速で雪壁に当るから、何もしないと
比較的簡単に壊す事になっちまう。

そいと、練習の時はドアミラーはたたんでおこう。
これも雪にもがれてしまう。
これらは実際の試合でも同じ事。汚くなるからと
嫌う向きもあるが、壊して泣きを見るのは本人だ。

凸(~-~)
冬用の装備としては、まずスコップ。あんまり
大きいのもどうかと思うが、小さいのだと使う時に
時間がかかってしまう。
プラスチックは止めた方が良い。壊れる。

スノーヘルパー(かませ板)もプラスチックの安い奴
で良いから積載するほうが便利だ。
簡単な亀の子なら、これで足りる。
ワシはゴム製のを使っているが結構重い。
このヘルパーの先端にはヒモをつけておくと色々
便利だし、脱出の時飛ばされたり雪に埋もれた
場合も目印になる。

雪が車内で融けてべちゃべちゃになるのを嫌って
ゴムマットを敷いてる人がいるが、運転席は危険
である。
このマットがめくれてブレーキが戻らなくなったり
する場合があるのだ(経験者)。
ラリー車であると割り切って、ドライバー側には
何も敷かないのがベストである。
もし敷くのであれば、貼り付けてめくれないように
するべきだと思う。

牽引ロープは夏も冬も必需品であり、積載が義務
付けられている。忘れる事なかれ。

懐中電灯も必需品である。低温で電池の寿命が
短くなるので注意したほうが良い。

スキー手袋や長靴は当たり前の装備と考えよう。
何も無ければ問題ないが、亀の子になった場合
を想定して全てを判断すると良い。

車の中はあったかいので、軽装になりがちだが、
必ず雪の中用の服装は用意すべきである。

・・・(-。-;)・・・なんか・・めんどうだなあ・・・

凸(-_-x)  
一度吹雪の中で埋まってみたら、面倒などど
口に出せなくなろぞ。

(´ー`)┌フッ ・・・おどしですかい・・・

凸(-_-x)  
わーーった。おめえ雪の練習に連れてってやる。
んで、林道に置いてきてやる。
吹雪の中の林道を数キロ歩いて経験してみな!

(@o@;ワー・・じょ、ジョーダンっすよー・・ 

凸(~-~) 
夏用のサスペンションを冬にはノーマルに戻す
人が多いらしい。
らしい・・と言うのは、ワシは夏も冬も足回りを
変更した経験がないからだ。
いつも、こんなもんだって走ってるかんなあ・・
 
・・・(-。-;)・・・やっぱ、いい加減なんですね・・・   

凸(~-~) 
なんとでも言えや。
なんせ、1本目、2本目、3本目と路面はどんどん
滑り出すようになる。
試合だとチュルンチュルンになっちまう。
腕と感と運で何秒も違うから、ワシは気にしてない。

・・・(-。-;)・・それって、アドバイスになってないやん・・

凸(~-~) 
まずは足回りとかゴチャゴチャ言う前に走って
みなって言いたい。
車でクリスチャニアをやってたら、スキーなんぞ
よりよっぽど面白いとワシは思うぞ! 

・・・(-。-;)・・・まあ、あんたはラリー屋ですかんね・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
なんか、おめえ、やけに突っかかってない?
その物の言い様・・・

・・・(-。-;)・・・そんな、こともないけど・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
ま、ええ・・。
除雪だが、おおまかに分けて2種類の方式がある。
一般にオーガを回転させて投雪筒から雪を飛ばす
除雪車によるもの。
これは壁が切り立って、道幅を下まで広く除雪できる。
その代わり、車はタイヤより先にボディが当ってしまうので
車体にダメージを与える事が多い。
フカフカならまだしも、雪が締って固い場合はボコボコに
なるし、ガードロープなどのギリギリ手前まで除雪して
あるから、雪の中のガードロープで致命傷を負うこともある
ので、壁当りには注意しなくてはいけない。

もう一つの除雪はブルドーザーなどによる掻き分けた
除雪だが、最近はすくなくなってきた、
こっちは下から斜めに除雪してあるので、タイヤから
先に壁に当るので車には優しい。
しかし、こっちはまかり間違うと除雪した雪に乗り上げて
コースから飛び出してしまう危険がある。
また、大きな固い雪の塊に衝突すると、これまた致命傷
を負いかねない。

いずれにしろ、壁は危険なので新雪以外は出来るだけ
当るのは避けるに越した事はない。
また、除雪の雪がボンネットより低い場合は危険なので
避けた方が懸命と言える。
雪が少ない年などは、仕方ないのでそこそこのスピード
に押さえて練習する事もあるが、勧められない。

・・・(-。-;)・・色々とあるもんなんですねえ・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ 
吹雪とかに行って爆走中に吹き溜まりに突っ込んで
しまったら、抜け出しても移動も難しい状況に変わってたり
する事も有る。
そこはベテラン達は心得て練習をしているが、初心者が
同じ状況になった場合、命の危険がある。
雪を舐めてはいけない。
   
・・・(-。-;)・・・そう言やあ・・毎年吹き溜まりに埋もれて
         死人が出てるもんなあ・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○
そっ、無理をしないのが原則であるのだよ。
なにせ、そんな危険な状況で試合をする事もなかなか
あるものでもない。
今は林道のラリーも無いから、天候が悪い時に練習
しても、あんまり参考にならないしね。

それくらいなら、天気の良い時に走る度に変化して
行く路面を練習したほうが、よっぽどためになる。
ラリーは出走するのは1台ずつでも、30台以上走って
から、2本目をスタートする。
だから1本目の走りはあまり参考にならない。
むしろ、どんなにツルツルになっても無駄なく走れる
練習をするべきなのだ。
路面を読み切る。更に残されたグリップ箇所を踏む
と言うマテな走りを習得する事が先決だ。
冬はパワーの差より腕の差、読みの差、練習の差
が反映される。
ツルツルを楽しむ事が上達の道なのだよ。
    
・・・(-。-;)・・・・ツルツルねえ・・・怖そう・・・・

・・・-y( ̄Д ̄)。oO○ ま、楽しくやりましょうや。

なにせ趣味なんですから! (^Q^)